【指揮】 大浦智弘

宮城県塩竈市出身。東京学芸大学教育学部を卒業後、同大学大学院を修了。ピアノを斎藤信子、須田昌宏、作曲を小林康浩、吉崎清富、指揮を松岡 究、山本訓久、小林研一郎、スコア・リーディングとオペラ・コーチングを田島亘祥、レオナルド・カタラノットの各氏に師事。新国立劇場、びわ湖ホールをはじめ各地のオペラ団体や管弦楽団、合唱団等において副指揮者や合唱指揮者を務め、研鑽を積んだ後、数々のオペラ公演やコンサートを指揮している。近年はマニャール/交響曲第4番、ステーンハンマル/交響曲第1番、ドヴァリョーナス/ヴァイオリン協奏曲、シャルヴェンカ/交響曲等の日本初演を手掛けるなど、知られざる作品の演奏にも意欲的に取り組んでいる。現在はオーケストラ≪エクセルシス≫正指揮者、栃木フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、東洋大学混声合唱団常任指揮者を務めるほか、オーケストラ・ドゥ・センダイ、埼玉フィルハーモニー管弦楽団、厚木交響楽団、町田フィルハーモニー交響楽団、麻生フィルハーモニー管弦楽団、愛媛交響楽団、市川交響楽団等の各地のオーケストラに客演している。国立音楽大学非常勤講師。



【コンサートマスター&トレーナー】 小山啓久

- 第2回 カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 作品8 -
- 第4回、10回 ドヴァリョーナス:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調(日本初演) -

那須塩原市出身。東京音楽大学を卒業後モスクワにてエドゥアルト=ダヴィドヴィチ=グラーチ教授に師事する。
2000年 第一回目のソロ・リサイタルを開き、それ以降公演を重ねる。
2001年より、21世紀弦楽三重奏団を主宰、全国各地で演奏会を開催する。
2003年 北海道後志夏季音楽祭札幌時計台ホール公演にて元九州交響楽団コンサートマスター河邊俊和氏とM.モシュコフスキィ作曲の2台のヴァイオリンとピアノの為の組曲を共演する。同年10月には茨城県真壁町社会福祉協議会から、音楽文化を通じての地域への貢献に対し表彰を受ける。
2005年より、NHK交響楽団首席クラリネット奏者磯部周平氏とのクラリネット五重奏曲のコンサートシリーズを開始し毎日新聞等各紙で紹介され高い評価を受ける。
現在、磯部周平室内合奏団、センチュリー・ソロイスツ室内管弦楽団のヴァイオリン奏者として、また各オーケストラのコンサートマスター・首席奏者を務め、東京を拠点にソロ・室内楽を中心とした演奏活動を全国的に展開している。


【ヴィオラ&トレーナー】 加藤由貴夫

- 第3回 フォーサイス:ヴィオラ協奏曲 ト短調(日本初演) -
- 第6回 ロージャ:ヴィオラ協奏曲 Op. 37 (日本初演) -

東京芸術大学音楽学部器楽科卒業と同時に、新日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ奏者として入団。その間、小沢征爾指揮、新日本フィルのヨーロッパ主要五都市(ロンドン、ミュンヘン、パリ、ローマ、デュッセルドルフ)での演奏旅行に参加。
 退団後、サルバンティーノ音楽祭に東京ゾリステンの首席ヴィオラ奏者として参加。東京ヴィヴァルディ合奏団、新ヴィヴァルディ合奏団などにも出演。また、府中の森芸術劇場ウィーン・ホールに於いて、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲のソリストを務める。
 ヴァイオリンを鷲見康郎、広瀬悦子、ヴィオラを兎束俊之、ライナー・モーク(元ベルリン・フィル.ソロ・ヴィオラ奏者)、室内楽を黒沼俊夫(巌本真理カルテット・チェロ奏者)の各氏に師事。
 現在、室内楽、ソロ、レコーディング及び様々なオーケストラの客演首席奏者など、多方面で活躍している。当団弦トレーナー。